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I write about the intersection of technology and culture.

スティーブ・ウォズニアック (Photo by Kelly Sullivan / gettyimages)

「映画『ラ・ラ・ランド』のテーマ曲がすごく気に入っているんだ」とスティーブ・ウォズニアックは言う。

「ラストには驚いたけれど、よくよく考えると、正しい終わり方だ。自分の選択によって、人生は想定外の方向に進んでいく。とてもいい曲がいっぱいあり、それらが共鳴し合って一本の映画ができている。『グリース』のようにね」

まるで頭の中で歌っているかのように微笑みながら、ウォズニアックは話し続ける。第2回シリコンバレー・コミコン(4月21-23日)の開催を2日後に控えた日、筆者は主催者のスティーブ・ウォズニアックに取材する機会を得た。

「他のコミコンと一括りにされたくない。他とは違う、特別なコミコンにしたいと思っている。我々が大きく扱っているのはテクノロジーと宇宙探査。シリコンバレーではその2つのファン層が重なっているんだ」

昨年の第1回には、3日間で6万人が来場し、『火星の人』(映画『オデッセイ』の原作)で知られるSF作家のアンディ・ウィアー、Oculus創始者パーマ・ラッキーらのトークショーや、ガジェットやロボットの展示などを楽しんだ。

今年のテーマは「人類の未来:2075年の私たちはどうなっているか?」。混雑を和らげるために昨年よりも会場が広くなり、シーザー・チャベス公園でもサイエンスフェアと犬のコスプレコンテストが行われる。公園でのイベントは、地元の人々も参加しやすいように入場無料だ。

昨年同様にアンディ・ウィアーが宇宙探査について話し、他にも宇宙飛行士のバズ・オルドリン、『スタートレック』のカーク船長役でお馴染みのウィリアム・シャトナー、『ハリー・ポッター』シリーズのトム・フェルトン、ジョン・キューザックほか、オタクセレブたちが集結する。

現在の夢は「火星に行くこと」

プログラムの多彩さも見逃せない。様々な参加者層に向けたパネル(プレゼンテーション)が終日繰り広げられ、運営側がダイバーシティとインクルーシビティ(包括性)を重視していることが伝わってくる。「30歳以上のコスプレ」というパネルもある。

「コスプレはどの年代の人でも楽しめる。衣装の下は見えないからね」とウォズニアックは語る。「コスプレはハロウィーンをもっと面白くしたようなもの。昨年の参加者の中には、時間をかけて衣装を手作りする人もいて、パーツやメイクも完璧で、本当にキャラクターになりきっていた」

ウォズニアック本人は、開催中は忙しく動き回っていることが予想されるため、コスプレするかどうかはまだ決めていない。ただ着るとすれば『スタートレック』の衣装を選ぶだろうと言う。「コスプレするならエンジニアのスコットかな。でも約束はできないよ!」

ウォズニアックは1975年にスティーブ・ジョブズらと共同でアップル社を創業した時、自分は人類の未来のためにコンピューターを作っているのだと考えていた。それから50年近く経った現在の夢は、火星に行くことだ。

編集=海田恭子

 

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