6. 協力的になる
壁があると、あまり「共有」したくならない。だが、なければ共有できる。
7. もっと日光に当たれる
オープンプランのオフィスなら、窓から差し込む日光をもっと浴びることができる。前出のミリケン教授によれば、「自然光が人の気分や生産性にプラスの影響を与えることを示す数多くの研究結果がある」。日が昇る前に出勤し、日が沈んでから帰宅するような人たちが昼間に日の光を見られる状況は、蛍光灯の光しか見られないよりずっと良いはずだ。
8. 会話が増える
同じプロジェクトに関わっている同僚たちが質問のために電子メールを送り合うのではなく、振り返って顔を合わせ、直接質問することができる。
9. 必要な人がすぐ見つかる
同僚でも部下でも上司でも、その人に用事があるときは周りを見回してみればいい。パーティションに囲まれていては、それほど簡単には見つからない。
10. 研修が容易になる
新しく入った従業員の研修が簡単になる。見るべき書類などの共有が容易になるほか、彼らの様子を肩越しに確認することもできる。また、何かあればその場ですぐに教えてあげることもできる。
11. 待ち時間が減る
上司の部屋の外で待たされることがなくなる。自分の机で仕事をしながら、上司と話ができるタイミングを見計らうことができる。オフィスが広すぎてそれが難しいなら、双眼鏡を使えばいい。
12. ピザをおいしく食べられる
真面目な話だ。冷めた食べ残しのピザとは無縁になれる。届けばすぐに分かるため、温かいうちに食べることができる。
13. 孤独を感じなくなる
灰色の布張りの壁3枚に取り囲まれ、ただパソコンのモニターを見つめている状態が続くことは、精神的にこたえる。