あなたを確実に「より賢くみせる」10の戦略

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5. 文章はシンプルに

本当に賢い人は、それを示すためにあえて難しい言葉を使おうとしないはずだ。人に感銘を与えるようなあなたの語彙(ごい)を、あえて披露する必要はない。さらに、誰でも間違ったことを言う可能性はある。もったいぶった言葉で誤ったことを言えば、賢い人ではないとの印象を与えてしまう。辞書で新しい言葉を探すよりも、効果的なコミュニケーションを取ることに力を入れた方がいい。

6. 「ガリ勉」風の眼鏡をかける

ある研究結果によると、眼鏡をかけている人、特にレンズに厚みがあり、スクエアなどレンズ全体を取り囲むフレームの眼鏡をかけている人は、より賢い人だと受け止められる。賢く見られたいとき(プレゼンテーションをするときなど?)は、コンタクトレンズより眼鏡を選んだほうがよさそうだ。

7. 相手の目を見て話す

いずれにしても、話すときは相手の目を見るべきだ。それが礼儀であることは分かっている。そして、そうすることはさらに、あなたを賢く見せることでもある。ロヨラ大学の調査では、意識的に相手の目の見て話すように努めた場合、知性に関する相手の評価が高くなることが分かっている。

8. ミドルネームのイニシャルを使う

氏名にミドルネームのイニシャルを使うことは、社会的地位の高さを思わせるだけでなく、知性に関する評価(期待値)も高める。ある調査では、アインシュタインの相対性理論に4つの異なる著者名を付け、参加者らに読んでもらった。その結果、「デービッド・F・P・R・クラーク」という氏名を付けた場合の評価が最も高かった。

また、学力が必要なコンテストに参加するためのメンバーを氏名のリストから選んでもらった場合、最も多くの人から指名されたのは、ミドルネームのイニシャルが入った名前だった。

9. 人とペースを合わせる

私たちには、知覚や意識、意図といった精神的な特性に基づき、他の人とほぼ同じペースで物事をこなす人を賢いと見なす傾向がある。これは、「タイムスケール・バイアス」と呼ばれるものだ。ボストン大学の調査でも、私たちが実際にこうした傾向を持つことが示されている。ぐずぐずすることも、壊れたロボットが走り回るように行動することも、やめた方がいいだろう。

10. 成功するための服を選ぶ

過去の複数の研究から、人は服装で他人を判断することが分かっている。きちんとした服装をした方が、肌を露出しているよりも賢く見える。肌を見せることは、相手の意識をあなたの考えではなく、体の方に向けてしまうからだ。

さらに、服装はあなたの行動にも影響を及ぼす。ノースウェスタン大学が行った研究によれば、知能と集中力が必要となる課題を与えられた場合、実験用白衣を着ているときの方が、成果が上がることが確認された。

最後に

知能指数(IQ)を自分で変えることはできないだろう。だが、あなたに対する他人の見方は変えることができる。現実の世界で成功を収められるかどうかの大半は、他人の受け止め方にかかっている。

編集=木内涼子

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