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ソーシャルメディアとデジタルメディアを中心に、テクノロジーに関する記事を執筆

photo by David Ramos / gettyimages

マーク・ザッカーバーグは常々、「よりオープンでつながりのある世界を実現する」という理念を語り、フェイスブックが社会のためになるサービスであることをアピールしている。しかし、偽ニュース対策が後手に回ったことで、同社への信頼が大きく揺らいでいる。

ザッカーバーグはこの事態に対処するため、偽ニュースの拡散を防ぐことを誓い、全米50州を訪問して人々と対話することを目標に掲げた。また、2月15日には英文で5800ワードにも及ぶマニフェストを発表した

ザッカーバーグが政治家や大統領への道を模索しているとの憶測も流れたが、本人は政治家には全く関心がないと否定している。彼の目的は、今年20億人突破が予想されるユーザーたちの信頼を回復することであり、公共の利益に適うプラットフォーム作りに真摯に取り組んでいくことをマニフェストの中で訴えている。

フェイスブックは、これまでユーザーの意見に耳を傾けてこなかった訳ではない。例えば、「CAU(Cares About Us)」という指標を導入し、ユーザーがどの程度「フェイスブックから大切にされているか」と感じているかを測定している。また、ユーザー満足度調査は数年前から実施しており、「最も改善が必要だと感じる機能は何か」や「どの程度個人情報を自分でコントロールできていると感じるか」といった質問をユーザーに投げかけている。

このように、フェイスブックはこれまで細心の注意を払ってきたが、自殺や銃発砲など暴力的な動画のライブ配信に対するポリシーや、ベトナム戦争の報道写真「ナパーム弾の少女」の削除について同社に批判が殺到した(同社はその後、写真の削除を撤回している)。

「信頼の回復」とさらなる前進

また、フィルターバブル(アルゴリズムが利用者の好みに合う情報のみを提示すること)によって偽ニュースが拡散し、結果としてフェイスブックがドナルド・トランプ政権の誕生を招く要因の一つとなったと同社を非難する声も多く挙がった。これに対し、フェイスブックは第3者機関と協力し、記事の真偽を確認したり、パブリッシャーと連携してユーザーのニュースリテラシーを向上する取り組みを開始した。

ザッカーバーグは、マニフェストの中でさらに踏み込みこんだ取り組みを掲げ、フェイスブックが将来的に社会的インフラになることを目指すと述べた。フェイスブックのミッションステートメントが変更されるのは、同社のIPO後初めてのことだ。

編集=上田裕資

 

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