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ジャック・マー photo by VCG / gettyimages

中国経済についてはこれまで、成長の鈍化傾向が詳しく伝えられてきている。だが、同国の電子商取引最大手、アリババが先ごろ発表した四半期決算の結果がなんらかの指標になるとすれば、中国の消費者部門はまだまだ活況だということになる。

アリババの2016年第1四半期決算(4~6月)期の売上高は、前年同期比59%増の322億元(約4, 943億円)。営業利益は88億元円、償却前営業利益は138億元だった。

同社の蔡崇信(ジョセフ・ツァイ)副会長は8月11日行った投資家向けの電話会議で、2014年の新規株式公開(IPO)以来最大の増収率となった同期決算は、アリババの収益力を示すものだと語った。

副会長はまた、中国経済が直面する逆風や産業界の電子商取引への期待値が低下している中、同社の中国国内での電子商取引部門の売上高が同期に49%増を記録したことは、多くの人を驚かせたかもしれないと発言。これは、国内での消費の鈍化と自社のネット通販の収益の伸びを切り離すことができたためだと説明した。さらに、それを示す例として、売上高/取扱高(take rate)は同期に初めて、携帯端末が2.8%となり、パソコンを上回ったことを挙げた。

携帯端末経由の取引は今年6月、月間のアクティブバイヤーが前年同月比39%増の4億2,700万人を記録(前期比4%増)。同社のネット通販による売上高のうち、携帯端末による取引での売上高は前年比119%増の175億元となり、売上高全体に占める割合は75%にまで増加した。

一方、アリババは今期、初めて事業部門別に業績の内訳を発表。中核の電子商取引のほか、クラウドコンピューティング、デジタルメディアと娯楽、イノベーションなどに分けて業績を明らかにした。クラウドコンピューティング部門は小規模ながら急成長を遂げており、同期の売上高は前年同期比156%増の12億元だった。

好調な業績発表を受け、アリババ株は8月11日、ニューヨーク市場でおよそ6%上昇。馬雲(ジャック・マー)会長と副会長の資産はそれぞれ、7億ドル(約714億円)、2億ドル(約204億円)を超えたとみられている。

編集 = 木内涼子

 

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