ステップ2:行動は日々積み重ねよ
日々の“TO DOリスト”にキャリアアップのための行動を加えることも忘れてはいけない。リストには載せている人は多いものの、実際に行動を起こせている人は少ない。キャリアアップのための努力には時間がかかりすぎると考えて、普段の仕事よりも優先順位を低く設定しているからだ。
だが現実には、キャリアアップのための行動の多くは、1日わずか9分もあれば実行できる。人脈づくりのために色々な人に連絡を取り、リンクトインのプロフィールを更新しよう。自分の業界や分野における指導者のブログにコメントを残そう。毎日9分かければ、1年間で丸2週間を、自分というブランドのために費やすことができる。
ステップ3:成果を評価しさらなる改良を
主な分野における個人的な目標を設定しよう(企業があなたに求める目標以外に)。そして、それらの目標を節目ごとに、さらにタスクごとに分類する。目標に向けた行動の進捗を定期的に評価しては改良するということを繰り返す。
成功する人々は、企業による勤務評価を受けるまで、あるいは自らのキャリアが終わるまで待ってから“次の一歩”を考えるようなことはしない。定期的に自らの成果を評価し、キャリアを前進させたいという願望に重点を置いたまま、キャリアプランを微調整していくのだ。
二元的なキャリア管理という罠に陥らないように気をつけよう。これらの3つのステップに従えば、路肩に止まってしまうことなく、出世街道を走り続けることができるはずだ。