「求められる人材」になる5つの方法

PhotoAlto/Frederic Cirou / gettyimages

企業が求める人材とは、どのような人なのだろうか?雇用市場にあまり長くとどまることなく、容易に次の仕事をみつけられる人だ。つまり、コミュニケーションをうまく取ることができる人だ。

こうした人たちは、自分の関心事や経験について、応募先の採用担当者に適切に伝えることができる。

どうすれば、企業が採用したい求職者になれるのだろうか?そのために重要なのは、次の5つの点だ。

1 「自分を知っている」

企業が採用したいと考える求職者は、手当たり次第に求人に応募したりしない。自分がどのような仕事をしたいのか、事前にはっきりと認識している。また、採用担当者の多くがどのような点に注目するかも理解している。それは、知力、エネルギー、集中力、熱意だ。

自分を知っている求職者は、これらの項目に関して採用担当者が確認したいと思う点を、自分自身が明確に伝えられるような仕事に応募する。

2 仕事に関わる「痛みと解決方法を知っている」

転職に成功する求職者は、新しい自分の仕事において、解決すべき問題がどのようなものになるかを理解している。上司になる人が抱える痛みのうち、自分にはどの痛みを緩和できるのか、自覚しているのだ。

3 明確に「自分の価値観を認識している」

自分の価値観を認識している人は、新たなスキルを積むことにつながる機会を、より多く得ることができる。自分自身を信じることができる人ほど、雇用主にも自分の価値観を理解してもらいやすい。

4 「自分自身のネットワークを活用できる」

誰ともかかわらずにいられる人はいない。孤立していたままでは、良い仕事に就くことは非常に難しい。

企業が必要とする人材は、自分自身のネットワークを大切にする。仕事のためにだけではなく、友人や以前の同僚、知り合いなどとの連絡を保ち、友人が問題を抱えているときには手助けをしようとする。
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編集 = 木内涼子

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