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I write about technology and money + power in Silicon Valley.

mikeledray/shutterstock

フェイスブックは今年1月、サイト上での個人の銃器販売を禁止すると発表した。銃による暴力防止を訴える団体がロビー活動を行い、社内からもフェイスブック上で銃器売買が活発に行われていることを危惧する声が多く挙がり、銃の個人販売を取り締まる機運がピークに達していた。

しかし、規約改定以降も大半の銃愛好家はグループの公開設定を“秘密”に変更し、密かに売買を継続している。一体どうしてこのような事態になっているのだろうか。

理由1:違反報告がないとフェイスブックは投稿を削除できない

フェイスブックは、利用規約に違反するコンテンツを自ら積極的に探し出して削除することはしていない。毎日数百万件もの投稿をチェックすることが物理的に不可能であるということに加え、検閲を嫌うユーザーがサービスを利用しなくなることを避けることがその理由だ。

「我々は規約に違反するコンテンツを検出するアルゴリズムを持っていないし、人力で監視することもしてない」と同社の広報担当者はフォーブスに対して語った。確かにユーザー数が16億人もいると、ユーザーによる報告に頼った方がコスト面のメリットは大きい。しかし、成果を出すのであればこの方法は非効率であるばかりか、グループの公開設定を「秘密」にされてしまうと全く機能しなくなる。また、フェイスブックはヤン・ルカンをはじめ、画像認識研究の第一人者を採用しておきながら、銃器売買に関する投稿の検出に画像認識技術を使用しないと明言している。

もちろん、画像認識だけで銃器の個人売買を全て発見することは不可能だが、あるカナダ人ハッカーが行った実験では、画像認識が効果的であることが証明されている。

理由2:「秘密グループ」内での銃器取引は外部から見えない

フェイスブック上で銃器の個人売買を見つけた場合、それを報告するかどうかはユーザー次第だ。規約が改定される前はオープンに売買がされていたが、現在ではほとんどがプライベートなグループの中で行われるようになっている。

最近ではグループの公開設定を「秘密」するケースが増えたため、検索に引っかからず、取り締まりが難しくなっている。その良い例が、銃愛好家として知られるフェイスブックのエンジニアリング部門ディレクター、チャック・ロッシがリーダーを務めるグループだ。

こうした「秘密」グループでは、メンバーを追加する場合に既存メンバーが手動で承認する。フェイスブックは全てのグループの投稿内容を確認することができるが、規約上は外部から違反報告を受けてからでないと行動を起こせないことになっている。

編集=上田裕資

 

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