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I write about the business of marijuana.

(Photo by Matthew Staver/For The Washington Post via Getty Images)

医療用大麻が初めて合法化されたとき、それを処方される多くの“患者”は単に合法的に大麻を楽しみたいだけの人なのではという懸念があった。嗜好用大麻の合法化が進むなか、その疑念は正しかったように思える。

合法大麻に関する調査を行っているGreenwave Advisorsの報告書によれば、成人による嗜好目的での大麻使用が合法化された地域では、“患者”の伸び率が落ちている。

コロラド州では2015年、医療用大麻の患者登録申請数が減り、登録カード保有者は7%減少した。同州では2014年から2015年にかけて、嗜好用大麻の売上が86%増加した一方、医療用大麻の売上はわずか5%の増加にとどまった。

医療目的で大麻を必要とする全ての患者が既に登録を済ませた可能性もある。だが、それらの“患者”が、実は嗜好用に大麻を使用していた可能性もある。

「この落ち込みには驚いたが、以前から一部の“患者”は実は嗜好目的ではなかという疑念の声があり、今回の調査結果はそれを裏付けるものに思える」と、調査会社Greenwave Advisorsのマット・カーンズは言う。その一方で、“患者”たちが「簡単で便利」という理由から、患者登録をするよりも小売店で購入するようにしているだけの可能性もあるとも指摘する。

コロラド州では、医療用大麻の販売で調剤薬局が得る毎月の平均売上はわずか3%の増加だったが、嗜好用大麻の小売店の平均売上は17%増加した。

オレゴン州でも同じような現象が起こり、嗜好目的での大麻を認める法案が可決された直後に、医療用大麻の申請件数は減少した。その後、再び申請は増えたものの、大麻を販売する小売店がオープンするとまた減少に転じた。「(コロラド州のように)嗜好用大麻の市場が勢いを増すのに伴って、登録数は減少を続けると予想している」とカーンズは話す。

さらに、大麻の売上は、調剤薬局でもそのほかの小売店でも、同じペースでの変動を見せている。もし全ての“患者”が、特定の症状の治療や緩和目的で大麻を使用しているのであれば、売上は年間を通して同じ水準のはずだ。

編集=森 美歩

 

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