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2025.03.23 18:00

幸せな結婚の秘訣、たった2つの事実を受け入れよ

Shutterstock.com

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最悪の結末を予想しながら結婚する人はいない。新郎新婦の願いはいつだって幸福な結婚生活を末永く送ること、すなわち「いつまでも幸せに」である。しかし、現実には「幸せな結婚生活」は決してラッキーなめぐり合わせではないし、1人でどうにかできるものでもない。

健全な結婚生活というのは勝手に持続していくものではなく、カップル双方の意図的な努力を必要とする相互作用的な動態だ。それを望むなら、あなたも配偶者もそのために一緒に努力しなければならない。そして、効率よく協力したいのであれば、まず受け入れるべきポイントが2つある。

1. パートナーのニーズを変えることはできない

たとえば、配偶者が金曜日の夜にはビデオゲームで遊ぶ趣味を持っているとしよう。あなたはその趣味をあまり理解できず、やめてほしいと思っている。毎週金曜日になると、配偶者が友人とオンラインゲームに興じている間、なぜ「子どもっぽい」娯楽が優先されて自分は放ったらかされているのかと、もやもやした気持ちで待っている。

あなたにとってゲームは楽しいものではないかもしれないが、配偶者はゲームを楽しんでいる。金曜日の夜を一緒に過ごすことはできなくとも、その選択そのものによって誰かが損をしているわけではない。

実際、この選択は最終的にカップルを幸せにするものだ。この状況で「害を受ける」としたら、それはあなただけであり、単刀直入にいえばそこで「害を受ける」かどうか自体があなたの選択によって決まる。あなたもあなたで金曜日の夜を楽しく陽気に過ごせるはずだからだ。だが、配偶者の振る舞いが変わることを願って時の過ぎるのを待つ選択をした場合、あなただけが重荷を負う羽目になる。

ここで学ぶべき教訓は、たいていの結婚生活において、カップルの一方の習慣や振る舞いが他方にとって苛立たしく煩わしいものだったとしても、長い目で見れば究極的には互いに害を及ぼすほどではないということだ。パートナーの習慣が気に入らないからといって、必ずしも「直す」必要があるわけではない。頭の中にある理想を追い求めてパートナーを変えようとしても、相手を憤慨させるだけである。

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翻訳・編集=荻原藤緒

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