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Photo by Win McNamee/Getty Images

調査会社ニューフロンティアとアークビュー・マーケットの報告によれば、米国の合法大麻市場は2016年、71億ドル(約7,785億円)規模に成長する見通しだ。主に成人の嗜好用大麻の増加がその理由で、前年比26%の拡大となる。

米国における成人の嗜好用合法大麻の売上は、2014年に3億5,100万ドル(約385億円)であり、2015年は9億9,800億ドル(約1,094億円)と対前年比184%の成長を見せた。その額は、ペットボトル入り飲料Dasaniやお菓子のオレオを上回る。

大麻を合法化した各州は大麻を対象とした物品税により、思いがけない収入を手にしている。例えばコロラド州では2014ー15会計年度に7,000万ドル(約77億円)と、アルコール税に比べて2倍近い税収があった。

同州が2015ー16会計年度に大麻税および販売ライセンス料で得る収入は、1億3,500万ドル(約148億円)にのぼると予想されている。報告書の数字は小売売上高の推定ではなく、医療用および嗜好用大麻の消費者支出をもとに算出されたものだ。

ミュージシャンのウィリー・ネルソン、ヒップホップMCのカルバン・ブローダス(通称スヌープ・ドッグ)、歌手のニック・ラシェイをはじめ、数人の著名人が大麻業界に投資を行っている。

嗜好用大麻が合法化されている州は現在、アラスカ、コロラド、オレゴンとワシントンの4州と首都ワシントンD.C.のみ。そのほか20州で医療用大麻が合法化されているが、入手のしやすさは州によって差がある。また主に南部の16州でも、薬効成分のCBD(カナビジオール)のみの使用を合法としている。

CBDは精神活性成分を含まないカンナビノイド(化学物質)であり、特に子どもの難治性けいれんの治療など、さまざまな症状に効果がある。CBDのみを合法としている州は、報告書の“合法大麻市場”には含まれていない。

編集 = 木内涼子

 

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