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MaraZe / Shutterstock

コーヒー好きの人たちにとっては10年ほど前から、朗報が続いている。コーヒーに関する「罪の疑い」はここ数年で解消され、以前のように罪悪感を持ちながら楽しむ必要がなくなったばかりでなく、いまや健康に良い食品だと宣言されたと言ってもよいほどだ。

コーヒーが心臓病や一部のがん、糖尿病、うつ、パーキンソン病、認知症の発症リスクを低下させる可能性があることを示す研究結果は、すでにいくつも発表されている。ただし、コーヒーの入れ方、あるいはカフェイン含有の有無によって効果に違いがあるのか否かについては、いまだ議論が続く状況だ。

こうしたなか、南カリフォルニア大学(USC)とイスラエルの国立のがん研究機関がこのほど発表した研究結果は、コーヒーはどのような入れ方をしても同様に、結腸がんを予防する効果があることを明らかにした(ただし、その他のがんにも同様の効果があるかは不明)。

研究チームは結腸がんと診断された5,100人と、結腸がんを発症していない4,000人を対象に調査を実施。生活習慣に関するその他の質問に加え、どのくらいの量のコーヒーをどのような入れ方で飲んでいるか尋ねた(エスプレッソ、カフェイン抜き、レギュラー、インスタント、など)。

その結果、結腸がんの発症とコーヒーを飲む習慣には、明らかな関連性がみられた。1日に1~2杯飲む人は飲まない人に比べて25%、2杯半以上飲む人は50%、発症する可能性が低くなることが分かった。喫煙や食習慣、家族歴などを考慮した場合でも、同様の結果だった。

調査を主導した研究者の一人であるUSCのスティーブン・グルーバー医師は、「カフェイン含有の有無が無関係だったことに少々驚いている」「コーヒーを飲むことが、大腸がんのリスクを低下させることが分かった。さらに、飲む量が多いほど発症の可能性は低くなる」などと説明している。

編集 = 木内涼子

 

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