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Scott Olson / gettyimages

米小売り大手ターゲットは昨秋、玩具売り場と子ども用の寝具類の売場に掲げていた商品の対象性別の表示を廃止した。これについて同社はブログで、顧客の声を受けての措置であると説明。「衣料品など、サイズの違いなどにより対象の性別を明示すべき商品もあるが、店頭にあるすべての商品に、そうした表示が必要な訳ではない」と述べた。商品に対する好みやニーズは変化するものであり、玩具や家庭用品、娯楽関連の商品など、表示を分ける必要がないものもあるとの顧客の指摘は、もっともであると受け止めたのだという。

ターゲットは販売において性的に中立であることを重視するこうした方針を、今後も推進していく考えだ。同社は2月21日、新たなプライベートブランド(PB)「ピローフォート(Pillowfort)」の製品を発売した。従来の「サーコ(Circo)」に代わるものとして、子ども向け商品にも特に注力する。ピンクや青、緑、黄色など、子ども向けの商品によく使われる色使いなどは、従来のまま継承する。

ターゲットでもウォルマートでもその他の店でも、買い物客は自分でその売り場を評価し、見つけた商品をどのように使用するかを自分で決める。小売店の役割は、分かりやすい売り場と、商品を好きなように選べる環境を提供することだ。

子ども向け商品の売場から対象の性別の表示を排除したことは、消費者が自由に商品を選ぶことができるプラットフォームを提供したということになるだろう。

今後の販売戦略

「ピローフォート」は、約1,200品目を展開する。そのうち店頭に並ぶのは400品目で、残る800品目はTarget.comを通じて販売する。最も安い商品の価格は7.99ドル(約900円)に設定されている。ランプや寝具類、壁飾りからじゅうたんまで、さまざまな商品を取りそろえる。

ターゲットは子供向け商品の販売事業について、従来のPB「サーコ」のほか、「チェロキー(Cherokee)」も廃止。いずれも非常に人気の高いPBだが、新たなブランドに置き換える計画だ。

順調な事業を廃止して新たなビジネスに着手することは、すべての小売店にできることではない。だが、ターゲットにとってはこれが、成功への新たなレシピなのだろう。これが功を奏するか否かは、ほかのあらゆることと同様、初めてみければ誰にも分からないことだが。

編集 = 木内涼子

 

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