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消費経済:小売業とそれを改革する人々について執筆

Photographee.eu / Shutterstock

職場の男女平等に関する問題について調査が行われる場合、シリコンバレーとウォールストリートが対象になることが多い。そして、それには理由がある。テクノロジー関連大手では、管理職に女性が占める割合はわずか22.5%。金融機関大手22社の間では、中間管理職の女性の割合は49%に上るが、上級管理職になると、16.6%にとどまる。

これらの業界でトップに上り詰めた人たちにとっても、自身を取り巻く環境がいつでもバラ色という訳ではない。シリコンバレーで10年以上働き、経験を積んできた女性たちの60%は、セクハラを受けた経験があると報告している。さらに、差別を受けたとして投資銀行を相手取り、集団訴訟が起こされた例は数えきれないほどある。

しかし、女性の労働環境の改善を目指すフェアリーゴッドボス(Fairygodboss)が働く女性たちから寄せられた意見をまとめたデータによると、必ずしもこれらの2業種が、男女平等の問題に関して最悪の状況にあるという訳ではないようだ。

同社は妊娠中に解雇され、転職先を探した経験を持つジョージーン・フエンが、ダウジョーンズの幹部だったローミー・ニューマンと共に2015年に創業したスタートアップ。このほど同社は、30の業界で働く女性およそ2万人から匿名で寄せられた約4,800件のコメントを分析、報告書を公表した。

フエンによると、「分析を通じて、女性たちが最も平等だと考えるのはどの業界か、仕事に対する満足度はどの程度であるかを業界別に割り出した」という。

最も不平等なのは「航空宇宙」

「勤務先の企業は、男女を公平に扱っていると思うか」という質問に対し、イエスと答えた女性が最も少なかったのは航空宇宙業界で、その割合はわずか27%だった。また、工業部門が30%、伝統的に男性優位の自動車業界が38%で後に続いた。

テクノロジーと金融はそれぞれ56%と57%で、ランキングでは中位に入った。

一方、当然ながら伝統的に女性が多い職場では、イエスと答えた人の割合が高かった。1位は広報関連で75%、化粧品関連が71%だった。

編集 = 木内涼子

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