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製紙工場でポーズをとるプラット・インダストリーズのアンソニー・プラットCEO。
ゴミの再利用で包装用品をつくっている。(フォーブスジャパン10月号より)

ネットでモノを買う人が増えるにつれ、包装用品の需要は増える一方だ。
そんななか、木を切らずに箱をつくる包装用品メーカーが賢く成長している。


オンライン小売りでいちばん得をしているのは誰か? 
実はアマゾンではなく、その箱などをつくる包装用品会社なのかもしれない。なかでも注目なのが、プラット・インダストリーズの創業者アンソニー・プラット(55)。なぜなら、彼の会社は競合他社が使い捨てた製品を再生利用して包装用品をつくっているからだ。
 
材料資源のコスト効率が優れているのはもちろんのこと、その事業形態が効率のよさを極めている。従来の包装用品は、材木源の近くで製紙を行い、それから販売先の近くで加工されてきた。しかし、プラットの工場には資源となるゴミが豊富にあり、なおかつ販売先にも近い都市部に位置しているので輸送費がかからない。
 
しかも、その工場は自身が経営する建設会社が建てているため、性能がよく、安く仕上がっている。工場の質を上げることで人件費を競合の4分の1程度に抑えることにも成功。事業全体を私有化することで、効率を最大限に高めたのだ。
 
環境保護が重視されるなか、100%再生紙の包装用品は幅広く注目されている。プラットは現在、アマゾンや米国郵政公社との提携を目指しており、向こう7年間で売り上げを倍増させたいと意気込む。

チェイス・ピーターソン=ウィソーン = 文 ジャメル・トッピン = 写真 フォーブス ジャパン編集部 = 翻訳

 

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