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2025.04.23 09:15

「もう年だから……」は禁句 キューサイが挑むセルフエイジズム脱却

プレスリリースより

プレスリリースより

青汁のキューサイが、歳を取ることを恥ずかしいと感じてしまう「セルフエイジズム」からの脱却を目指す「セルフエイジズム脱却プロジェクト」を始動した。もう年だからやめておこう、こんな服は着られないなどといった、加齢を理由に気持ちが後ろ向きになってしまう人は多い。キューサイは、そんなメンタリティーを克服するための企画を打ち出していく予定だ。

このプロジェクトは、キューサイが創業60年を記念して年齢に抗わず、ありのままの自分を受け入れて心豊かに生きるという同社の理想「ウェルエイジング」の普及を目指して立ち上げられた。その第1弾はセルフエイジズムの実態を探る「全国セルフエイジズム調査」だ。それによれば、全国の20歳から69歳の男女1000人を対象に行われたが、セリフエイジズムを感じたことがある人は全体で半数近く、50代以降では半数以上にのぼることがわかった。

また、「自分の年齢を卑下する冗談を言ってしまう」、「年齢が上がることに恥ずかしさを感じてしまう」、「年齢を理由に諦めてしまった経験がある」といったセルフエイジズムあるあるは全体で半数の人たちが経験していて、とくに女性はその割合が非常に高い。

また、セルフエイジズム意識によって、多くの人が消費意欲、労働意欲、社会活動意欲の低下を感じている。あまりにも残念な現実だ。

そこで第2弾として、精神科医Tomy氏の監修によるセルフエイジズム脱却応援サイト「スナック前向き 〜年齢をとるってバッチグー〜」をオープンした。どんな悩みも聞いてくれて励ましてくれる「スナックのママのような存在を心に持つことが大切」というコンセプトのもと、いろいろなコンテンツが展開される予定だが、現在は「心にもつべきスナックのママキャラ診断」が受けられる。12の質問に答えると、自分の性格や思考にあったママさんが表れて、前向きに生きるためのアドバイスをくれる。ベタベタの昭和のノリが高齢者には楽しい。

キューサイでは、4月30日までキューサイの公式Xアカウントをフォローしてキャンペーン投稿をリポストすると、amazonギフトカードが当たるキャンペーンを実施している。このママキャラ診断の結果をXでシェアすると当選確率がアップするとのことだ。

このプロジェクトには、「年齢を重ねることが喜びに変わるような文化をまずは長寿大国である日本から醸成する」という目標もある。これまで長年がんばってきた分別ある大人が、自由に楽しく生きることになんの躊躇が必要だろうか。若者たちだって、明るく楽しい大人が好きに決まっている。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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