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キャリア

2025.02.25 10:30

高収入で競争率が低いリモートワークはヘルスケア系 米最新調査

Shutterstock.com

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気に入ったリモート勤務の求人を見つけたものの、その数時間後には応募がいっぱいで締め切られていることに気づき、イライラしたことはないだろうか。競争率の低いリモートワークを見つけるにはどうしたらいいのだろうか?

そのためには、仕事探しのアプローチを変えるか、キャリアの目標や業界を完全に変える必要がある。

多くの人は、リモートワークといわれると、マーケティング、人事、事業開発、プロジェクト管理などの職種を思い浮かべることだろう。これらの業界にはリモートで働く機会が多くあるものの、それと同時に競争率も非常に高い。そのため、他の候補者がいる中で自分を目立たせることや、人事担当者の目に留まることさえ難しく、求職活動はよりストレスの溜まるものとなってしまう。

ありがたいことに、あまり他の求職者から注目はされていないものの、リモートワークの機会が多く存在する業種がある。それこそが、ヘルスケアの分野である。

「医療、科学、工学の分野で、高収入のリモート求人に対する競争率が最も低くなる」と、高収入の仕事を専門に扱う求人情報サイトのLaddersは述べている。「事業開発、営業、マーケティングに携わる人は、リモートで高収入の仕事を確保するのがより難しくなる」

なぜヘルスケアのリモートワークなのか?

コロナ禍以降、リモートワークなどの台頭により、「働く」という言葉の意味が変化したのと同様に、「診察に行く」という言葉の意味も近年変化している。Laddersのアナリストが2024年までのデータを調査したところ、リモートワークやハイブリッドワークの求人数が継続的に増加する中、特に技術職と医療職においてその傾向が顕著であることを発見した。

Laddersのグロースマーケティング・ディレクター、ジョン・マリニックスは、「この傾向は、技術の進歩、特に遠隔医療の進歩に大きく後押しされている。メンタルヘルス、プライマリ・ケア、そして一部のナース・プラクティショナー(診療看護師)でさえ、リモートでの業務が大幅に拡大し、従来型の現場で働く仕事以外でも高収入を得られる方法が増えている」と語った。
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翻訳=江津拓哉

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