教えて瀬戸内VC キャピタリストになるには

佐藤:どうしたらベンチャーキャピタリストになれるのかを聞きたいです。
最近の学生と話していると、ベンチャーキャピタルの認知度がどんどん高くなってきています。起業家になりたい人と同じくらい手があげられたりする。どんなキャリアパスがありますか?と聞かれることも多いので、お二人にもお聞きしたいです。
藤田:「ポジションを取りやすいところにコミットし続ける」です。
金融のバックグラウンドとかが別になくても、地域×スタートアップだったり、アトツギ×スタートアップ×地域のような、周りの人がやっていないところにコミットし続けるとベンチャーキャピタルを始められるんじゃないかと。
山田:30万円握りしめてお金を集める。もちろん勉強は必要だけど、やれば作れます。あとは適格機関投資家と少しでもお金を出してくれる地元企業の人を集めれば、明日からでもベンチャーキャピタルができる。
藤田:キャピタリストとして就職するよりも、つくった方が早いってことですよね。今日を振り返っていかがでしたか?
佐藤:日本は人口減少で、若い人たちにとって未来がない、不安なことしかないと言われがちです。だけど、地方や若い子達の中にはすごく元気な人たちがいる。そこに焦点を当てて、もっとエンパワーするように動けば日本から世界が動いていることを発信できると思っています。だからこそ、希望をなくすことは全く必要ないと思っているし、私たちが若い力や息吹を伝えて、チアしていくべきですよね。
日本が世界に誇れる国であるとこの先10年やり続けることが、日本が生き残れるかの瀬戸際だと思うので、私もチャレンジします。みんなで力を合わせてスモールジャイアンツをエンパワーして瀬戸内から世界に発信していけたら、変わっていけたらと思います。
アントレプレナーシップを持ち、常に自分の居場所と向き合い続けること。未来を描き、業界や日本として必要な道を選び抜く。佐藤さんのこれまでの人生を覗けば、どこか起業家と一線を引かれることの多いキャピタリストも、熱い思いを胸に起業家とともに未来を創っていく存在であると再認識できることだろう。
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