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食&酒

2025.02.11 16:15

月面で酒造りへの第一歩 津南醸造がクラファンで目指すもの

プレスリリースより

プレスリリースより

「月面に酒蔵を」。そんな壮大な目標を掲げているのが新潟県津南町の秘境に佇む津南醸造だ。2040年に月面に酒蔵を作ることを目指し、発酵技術の研究を進めており、メタバース上で仮想酒蔵『月面酒蔵 ~Lunar Brewery~』を構築。宇宙環境における酒造りの可能性を探る試みも始まっている。

そうした思いの第一歩として、今回津南の伝統的な酒造りと最新の発酵技術を融合させた、まったく新しい純米大吟醸「GO LUNAR」を開発。未来の宇宙食文化を支える発酵技術へつながる挑戦として、クラウドファンディングによる支援を募る。

このプロジェクトの発起人は、2023年に津南醸造の代表取締役に就いたユーグレナ執行役員CTOの鈴木健吾氏。微細藻類や発酵技術の研究者として、長年「発酵」の可能性を探求してきた鈴木氏は、学生時代にはバイオサイエンスを学んだという宇宙キャスターの榎本麗美氏(共同発起人)と出会い、宇宙環境において閉鎖空間でも持続可能な食文化を支える発酵は、宇宙での食料生産にも応用できるのではと考え、今回の純米大吟醸の開発につながっている。

「GO LUNAR」は、酒米ではなく魚沼産コシヒカリを使用し、繊細で透明感のある味わいで、微生物の力を最大限に引き出し、低温でじっくりと発酵させることで、華やかな吟醸香を際立たせている。さらにワインのような樽熟成による芳醇な風味を加えることで、新たな日本酒の可能性を追求したものだ。

クラウドファンディングでは、リターンとして、この「GO LUNAR」のほか、「GO TERRACE」、「GO VINO」(いずれも180mlビンボトル)3本セットを用意。2025年4月にリターン発送する予定だ。

その後、Web上で一般販売も行う予定だが、いち早く飲んでみたい人は支援してみてはいかがだろう。本プロジェクトはCAMPFIREにて2月19日より開始される。

出典:津南醸造「純米大吟醸『GO LUNAR』を開発し、CAMPFIREで限定販売」より

文=飯島範久

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