国際的自動車ジャーナリストが選考委員を務める「ワールド・カー・アワード(WCA、かつての「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー)」で、女性が「ワールド・カー・パーソン」に選ばれたのは史上初のことであり、中国の自動車ブランドがWCAの公式な賞を受賞するのも今回が初めてだ。
李は、2024年におけるBYDの国際的な成長を推進したことが評価された。この中国の自動車ブランドは昨年、複数の新型車を投入し、欧州を中心に世界各地の新たな市場へ進出を果たした。
「このような名誉ある賞をいただき、大変光栄に思います」と李は語った。
「今回の受賞は、BYDで働く11万人の研究開発エンジニアが、当社の電気自動車やスーパーハイブリッドDM-i技術に反映される最新の技術的進歩を成し遂げ、継続させた成果です」
「これらの持続可能な技術を世界中のできるだけ多くの消費者にお届けするという、自分の役割を果たせることを嬉しく思っています」。
BYDは昨年、400万台を超える「新エネルギー車」(バッテリー式電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池車を、中国では「新エネルギー車」と区分している)を生産しており、浙江吉利控股集団(Geely Group)、奇瑞(Chery)、長安(Changan)、長城(Great Wall)と競いながら中国の輸出をリードしている。