アマゾン創業者のジェフ・ベゾス(保有資産2394億ドル)や、メタのマーク・ザッカーバーグ(同2118億ドル)、テスラのイーロン・マスク(同4339億ドル)らはこの日、複数の就任式関連のイベントに出席した。
OpenAIのサム・アルトマンCEO(同11億ドル)とアップルのティム・クックCEO(同22億ドル)も、20日に連邦議会議事堂で開かれた就任式に姿を見せた。カジノ王の故シェルドン・アデルソンの未亡人であるミリアム・アデルソン(同319億ドル)や元FOXニュース会長のルパート・マードック(同222億ドル)も出席した。
フランスで最も裕福な人物であるLVMHのベルナール・アルノー会長(同1796億ドル)は、息子のアレクサンドルと共に出席した。インドで最も裕福な富豪のムケシュ・アンバニ(同981億ドル)も出席したと報じられており、ラスベガスのカジノ経営者のフィル・ラフィン(同47億ドル)も議事堂で目撃されたとニューヨーク・タイムズが伝えた。
参加者の中には、新政権で重要な役職に指名されたビリオネアが含まれており、商務長官に指名されたハワード・ルットニック(同15億ドル)や、マスクと共に政府効率化省(DOGE)を率いる予定のヴィヴェク・ラマスワミ(同10億ドル)も議事堂に姿を見せた。
コインベースのブライアン・アームストロングCEO(同128億ドル)はイベントに招待されたと報じられたが、宣誓式の時点で姿を見せていなかった。
新政権での役職を打診されたが就任式に出席しなかったビリオネアとしては、国防副長官に指名されたスティーブン・ファインバーグ(同50億ドル)や、駐英大使に指名されたウォーレン・スティーブンス(同34億ドル)、NASA長官に指名されたジャレッド・アイザックマン(同19億ドル)、中東特使に指名されたスティーブ・ウィトコフ(同10億ドル)、教育長官に指名されたリンダ・マクマホン(夫であるビンス・マクマホンの資産は30億ドル)、農務長官に指名されたケリー・ロフラー(夫であるジェフ・スプレッヒャーの資産は11億ドル)が挙げられる。
トランプ自身の保有資産は、トゥルースソーシャルの親会社の持分や不動産などの資産により67億ドル(約1兆400億円)と推定されている。