3. 「トロフィー」のように実績を集める
子どもの頃のシールやポケモンカード集めがどんなに楽しかったか覚えているだろうか。コレクションが増えるたびに、大きな達成感を感じただろう。目標のためにバッジを集めるのも同じ原理で機能する。達成することで得られる目に見えるものがあると、やりがいやタスクの成果が向上するという研究結果がある。コツはビデオゲームでレアなアイテムを入手するように、自分への褒美、トロフィーとして意味のある、目に見えるシンボルを作ることだ。
小さくても特別なものであれば、バッジやシール、進歩を表すあつらえのトロフィーでもいい。このような有形の褒美は達成したことをリアルに感じさせ、次のバッジを目指そうという気持ちにさせる。時間が経つにつれて、それらは中間目標達成のコレクションとなり、自分がどれだけ目標に近づいたかを認識できる。
4.「 チーム」を頼る
人間は生まれつき社交的で、人とのつながりを切望し、交流することで成長するようにできている。たとえ目標が個人的なものであっても、達成に向けて自分1人で取り組む必要はない。友達と一緒にゲームの冒険に挑めば旅がより楽しくなるように、誰かとチームを組むと実生活での成功に向けた道のりを無理のないものにすることができる。築くコミュニティは成功を形成する上で極めて重要だ。コミュニティは人をやる気にさせることも、消極的にすることもできる。適切な人々に囲まれることで、自分の限界を超え、できると思っていた以上のことを成し遂げようという意欲が湧いてくる。
例えば、もっと運動しようとしているなら、グループで行うスポーツに参加してみてはどうだろう。歩みを分かち合うのに協力的なコミュニティを見つけると、大きな違いが生まれる。熱心に、そして長く続けられるようになる。
結局のところ、モチベーションは常に湧いてくるものではなく、自ら積極的に作り出すものだ。ゲーム化することで、このモチベーションを作り出すプロセスがより直感的で楽しいものに、そして効果的なものになる。
(forbes.com 原文)