
今年の10月、マル勝高田商店は、素麺の「おいしく丁寧なローリングストック啓蒙」を目的に「パントリーのお守り PROJECT」を宣言し、取り組みを開始した。ローリングストックとは、日常的に消費しながら常に新鮮な食品を多めに保存しておく備蓄方法だ。その第一弾は、健康志向の高い企業を対象に素麺を無償提供する、素麺による福利厚生サービスだった。
第二弾となる今回は、季節を問わずに楽しめる素麺のレシピ集を公開した。それに先立ち開かれたレシピアイデア会議では、「ウチの鍋は、〆じゃなくてはじめから素麺を具材として乾麺のまま入れて、素麺の塩分で味付けしてるんよ」、「ソテーのソースに絡めて食べるのがほんまに美味いんや」、「マカロニがなくて素麺でグラタンを作ったらふわふわして美味しかったんです」といったアイデアが出された。

素麺のローリングストックを普及させるには、とにかく素麺を「食べ慣れ」て「調理慣れ」してもらうことが重要だと同社は考える。まずはいろいろなレシピを試して素麺慣れすれば、食の楽しみが一層広がり、使い勝手のいい保存食がパントリーに増えることだろう。
プレスリリース