欧州

2024.10.20 09:00

ウクライナ空挺部隊、捕虜処刑したロ軍部隊に怒りの復讐続ける 新たに小隊撃破

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ブフレダルは、第72独立機械化旅団を主力とするウクライナ軍守備隊が疲弊し、戦闘可能な兵力が不足した結果、今月1日、ついにロシア軍の手に落ちた。ブフレダルの失陥は、ウクライナが8月6日に始めたクルスク侵攻が決定的な要因になった可能性がある。この逆侵攻作戦によって、第72機械化旅団は死活的に必要としていた増援部隊を奪われるかたちになった。
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第155海軍歩兵旅団は、ブフレダルが陥落する頃にはすでにクルスク州に転戦していた。同旅団は10月第2週、突出部の西側周縁部に対する攻撃を主導し、当初数km前進した。ウクライナ軍の不運なドローン操縦士たちが捕らえられたのはこの時のことだ。その後、ウクライナ側の反撃によって攻撃の勢いは鈍った。

クルスク州での現在の戦闘は、戦線がおおむね膠着したこの戦争の特徴である一進一退の攻防戦のひとつではあるが、別の要素も加わっている。仲間のドローン操縦士たちを殺害されたウクライナ兵にとって、この戦いは個人的なものでもあるのだ。ウクライナ空中強襲軍は第155海軍歩兵旅団の兵士らを「畜生」「狂犬」「戦争犯罪人」などと呼んでいる。

クルスク州にいるウクライナ軍部隊にとって、復讐は強力な動機づけになる。その意味するところは、ロシア側にとって恐ろしいものだ。第155海軍歩兵旅団は三たび壊滅させられる可能性もある。
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forbes.com 原文

翻訳・編集=江戸伸禎

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