「生活の質が高い国」
1. デンマーク/2. スウェーデン/3. スイス/4. ノルウェー/5. カナダ「冒険を楽しめる国」
1. ブラジル/2. イタリア/3. ギリシャ/4. スペイン/5. タイ「原動力がある国」
1. UAE/2. 中国/3. カタール/4. エジプト/5. 韓国(日本は8位)「起業家精神がある国」
1. ドイツ/2. 米国/3. 日本/4. 英国/5. スイス「文化的影響力がある国」
1. イタリア/2. フランス/3. 米国/4. スペイン/5. 日本順位が変動する要因
最新のランキングで最も驚くべき変化の1つは、総合ランキングの米国の順位が前回から2ランク上がり、過去最高の3位につけたことだ。「ビジネスに対してオープンな国」と「原動力がある国」でそれぞれ7ランク、4ランク上昇したことが理由とみられる。もう1つは、中国の順位が急上昇したことだ。世論調査の結果では、各国の中国に対する見方は否定的になりつつある。それにも関わらず、総合ランキングでの順位は前回から4ランク上昇し、16位となった。
一方、ウクライナの順位は2023年、ロシアの軍事侵攻が始まった前年から大幅に上昇した。だが、今回は調査対象国の中で最大の下げ幅を記録。12ランク下げて80位となっている。
こうした変動が明示するのは、そのときどきの出来事によって世界の人々の認識がいかに大きく変化するかということだ。特に大きく影響するのは、地政学的な安定性、国の潜在的な成長力に対する人々の見方だろう。
(forbes.com 原文)