それによると、メキシコのトゥルムとスペインのマヨルカ島で、ホテル検索が前年比で70%増加したことが明らかになった。秋の旅行者の多くがビーチを求める中、日本に関心を寄せる観光客も多く、東京、京都、大阪と、日本からは3都市がランキングの上位10位以内に入った。日本は桜が咲く春が人気だが、秋もカエデやイチョウが美しく染まり、春と同様に見事な光景を楽しむことができる。日本の紅葉の季節は北米よりも遅く、10月中旬から12月中旬頃が見ごろとなる。
米運輸保安庁(TSA)は、全米の空港の保安検査場で今夏記録された旅客数が史上最多を更新すると見込んでいる。秋になるまで休暇を先延ばしにしていたのなら、良い選択をしたと言えるだろう。なぜならショルダーシーズン(訳注:繁忙期と閑散期の中間の時期)に旅行すれば、ビーチが混雑しておらず、レストランの予約も取りやすく、快適な天候に恵まれることが多いからだ。だが、利点はそれだけではない。エクスペディアによると、夏の繁忙期と比較して、秋の航空運賃は通常10%程度下がるという。
2024年秋に人気の旅行先
エクスペディアの調査によると、この秋の旅行者は涼しく心地の良い気候や紅葉より、ビーチでの休暇に興味があるようだ。それでは、ホテルの需要が著しく増加している世界の10都市を紹介しよう。1位 トゥルム(メキシコ)前年比70%増

2位 マヨルカ島(スペイン)前年比70%増

3位 キュラソー島(オランダ領)前年比55%増
