ヘルスケア

2024.06.15 19:00

『リメンバー・ミー』など、子どもと「死と心の健康」ついて話し合うのに役立つ映画

Getty Images

愛する人が亡くなったときに複雑な気持ちになるのは自然なことであり、その気持ちについて話しても大丈夫だと説明する。その後、人が突然「いなくなる」理由を理解するのは難しいが、その人たちをいつも憶えてさえいれば、本当にいなくなるのではないことを子どもたちに理解させることができる。
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思い出を作る
亡くなった人との楽しかった思い出について話すように子どもたちを促す。そのために、たとえば思い出話をしたり、写真を見たり、大好きな人を思い出させるものが詰まったメモリーボックスを作る方法がある。これにより、その人の思い出を具体的なかたちで生き続けさせることができる。

伝統を尊重する
たとえば『リメンバー・ミー』に出てきたような伝統や儀式の大切さを説明する。ロウソクの灯火や墓参り、あるいは追悼のための特別な休日を祝うことで、安らぎと亡くなった愛する人たちとつながっている感覚を得ることができる。

死後の世界をポジティブに捉える
『リメンバー・ミー』で描かれていたように、「死者の国」は美しく楽しい場所であるという考えを強調する。愛する人が亡くなったときに悲しくなるのは自然なことだが、同時に、その人が楽しく平穏なところにいると考えることで安らぎを求めることができることを説明しよう。
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ディズニー映画をきっかけにして、親は子どもたちと彼らの感情について安心して楽しく話し合える場を作ることができる。そのような場は、子どもが精神的に安心できるための重要な要素であることを複数の研究が示している。

夜の映画鑑賞会のようなシンプルなことによっても、親は子どもたちを人生の大切な教訓を学ぶ場へと穏やかに導ける。そうすることで、子どもたちは厳しい現実を自分たちだけで克服する必要がないこと、遅すぎることなどないことを理解するはずだ。

forbes.com 原文

翻訳=高橋信夫

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