高校受験
高校は中学と違って、競争率が高いです。中学での成績がA範囲(90〜100)なのは当たり前で、それに加えてエクストラカリキュラー(課外活動)も重要視されます。リーダーシップをとっていたり、学校でパフォーマンスを披露したりするなど、学校にあなたがどれだけ貢献できるかを見ています。僕の場合は生徒会長をやりました。
成績より人間性や貢献度で勝負できるのがアメリカのいいところですね。
そしていいニュース!
高校の標準テストはほぼ全高校が「オプショナル」です。別に受けなくてもいいんです! ここ数年で変わったことなので、これから受ける人たちはすごくラッキーかもしれません。ですが、いいスコアを提出することに越したことはないので、一応テストのことも話します。もし標準テストをとるなら、またしてもSSATとTOEFLが出てきます。しかも、少し難易度が上がってです。
テスト内容としては、中学校と全く同じです。算数は簡単で、ライティングもそこまで難しくはありません。リーディングは結構時間がなくて大変ですが、なんとか終わらせられます。
問題は単語です。暗記する単語が3500個ほどあり、とにかく暗記ゲーです。ここで僕は70%という酷すぎるスコアを叩き出し撃沈しました。みんな中学で95%以上を普通に叩き出している人が多く、すごいな、と70%の僕は見ていました。
そして高校にもちゃんとインタービューと作文があります。内容は中学とほぼ変わらないと思っていいでしょう。
アメリカには名門高校がいっぱいあり、ランキングでは低くてもすごくいい学校が本当にたくさんあります。もし良い成績や貢献度がなくても、自分にあった学校をしっかりと見つけることが大切です。
高校はロケーション、文系、理系、施設、ランキングなどですごくシステムやライフスタイルが変わるのでもし受けるならじっくり考えましょう。
参考:日本人留学生がアメリカの高校で生徒会長? 小澤隆生氏長男・えがお氏の場合