この日、リアーナが獲得したRIAAの新たな栄誉には、2015年にリリースされたシングル『FourFiveSeconds(フォー・ファイヴ・セカンズ)』が含まれている。この曲は全米で500万ユニット以上の販売・ダウンロード(ストリーミングは150回で1ユニットと換算)を達成し、この度「4プラチナ」から「5プラチナ」に昇格した。
奇妙なことに、『フォー・ファイヴ・セカンズ』に名前がクレジットされているミュージシャンは、少なくともRIAAに登録されているのは、リアーナだけである。だが、この曲はリアーナと、かつてカニエ・ウエストとして知られたイェ、そして元ビートルズのポール・マッカートニーとのコラボレーションによって制作されたものだ。3人はこのリラックスした雰囲気の曲を大ヒットさせた。しかし、どういうわけか、賞を授与されたのはリアーナ1人だけである。
リアーナにも元カニエ・ウエストのイェにも、5プラチナを超える販売を記録したヒット曲がたくさんあるが、マッカートニーはそうではない。先週『フォー・ファイヴ・セカンズ』が再びヒットチャートのランクを上がり、新たな盾を獲得した時、マッカートニーは自身のキャリアにおいて最高となる認定を逃した。
意外なことに、マッカートニーは音楽界で驚異的な成功を収めているにもかかわらず、自身のソロによる楽曲でRIAAからプラチナ以上に認定されたものは1曲もない。