キャリア

2024.04.02

キャリアチェンジでよくある5つの課題とその克服法

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レイオフや景気の先行き不透明感、そして燃え尽き症候群が蔓延する中、多くの従業員がキャリアチェンジの時期ではないかと自問している。Intuit Credit Karmaの依頼でQualtricsが実施した調査によれば、最も若い労働力層であるZ世代さえ、その60%が従来の9時〜5時の仕事は疲れさせるものだと感じている。しかし、キャリアチェンジは20代だけのものではない。Indeedの調査によれば、米国における転職者の平均年齢は39歳だ

キャリアチェンジを考えると気が重くなるのも無理はない。キャリアを変えるのは大変なことだ。実際、ホームズとレイの「社会的再適応評価尺度」(Holmes Rahe Stress Inventory)では、キャリアチェンジは最もストレスの多い出来事の第18位にランクされている。しかし、だからといって、魂を吸い取られるような仕事から抜け出せないままでいる必要はない。個人的に、そしてプロフェッショナルとして成長するためにも、コンフォートゾーンから抜け出すことが重要だ。

馴染みのある環境を超えて進むことは、大きなメリットをもたらすことができる。自分自身に挑戦することで、自己信頼を高め、回復力を構築し、自分の強みと弱みについてより多くを学び、将来に対するより多くのコントロールを得ることができる。ここでは、キャリアチェンジの最も一般的な課題と、それを克服する方法について説明しよう。

低い給与を受け入れることになる?

キャリアを変えると必ずしも給与が下がるわけではない。だが、経験を積むまでの短期間だけで低い給与の時期が終わる場合もあるが、他の場合には、キャリアチェンジによって給与が下がることもある。とはいえ、増加した柔軟性や充実感などのメリットでその差額を相殺できるかもしれない。
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翻訳=酒匂寛

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