これまでフェラーリ・ジャパンやBMWジャパンでマーケティング、ブランディングの腕を振るってきた遠藤は、ベントレーというブランドをどのように日本のマーケットに届けていこうとしているのだろうか。まずこの職に就くことになった経緯から尋ねることにした。
「モータースポーツが子どもの頃から好きだったので、ベントレーというメーカーには以前から憧れをもっていたんです。2003年にはル・マン24時間レースでも優勝してハイライトが当たりましたが、もともと過去にはベントレー・ボーイズたちがレースを席巻した時代もありましたよね。そんなメーカーでありながら、高級車ブランドとしても揺るぎない地位を築いている。この2面性を持っているベントレーというメーカーに魅力を感じていました」(遠藤)
![遠藤克之輔・家電メーカー等を経て、ワンダーマン電通にてデジタル・CRM及びマーケティングコンサルタント業務に携わる。ウォルト・ディズニー・ジャパンにて新規事業立ち上げや全社CRMプロジェクトに従事し、ギャップジャパンでマーケティング・クリエイティブ・PRを統括。ラグジュアリオートモーティブの関わりとしてはその後フェラーリ・ジャパン、BMWジャパンにてマーケティング・ディレクターを経て現職。](https://images.forbesjapan.com/media/article/69931/images/editor/db33046b1556d8d8c6015c0671aa40daec48a93d.jpg?w=1000)