僕は元々頭を使うゲームが好きなのですが、映像作品ではNetflixの『悪魔の計路 ~デビルズ・プラン~』が面白いんです。これは、12人の参加者がとある館に閉じ込められ、賞金をかけてボードゲームをするという頭脳戦のサバイバルリアリティショーです。
説明に数分を要するほど複雑なルールがあるにもかかわらず、すごく面白くつくられていて、言葉の壁を越えて世界中で人気があります。Netflixでは23年11月に『イカゲーム』のリアリティショー『イカゲーム:ザ・チャレンジ』も配信されましたが、こうした頭を使うリアリティショーが今後もいろいろな国で制作されていくと楽しみが増えますね。
2024年絶対に面白くなるもの
白武:24年に「これが面白くなりそう!」と注目していることはありますか。赤荻:小学生ギャルのウェブメディア「KOGYARU」です。23年4月にローンチして以降、海外を中心にどんどん注目度が上がり、今やInstagramアカウントのフォロワー数は26万人に達しています。もともとは「egg」のモデルを目指す小学生の媒体でしたが、「egg』を抜かして日本を代表するコンテンツになるのではという勢いです。
東:私は「ゲームx教育」に期待しています。海外では、ブロックを積み上げて建物などをつくれるゲーム「Minecraft」を図工の授業に取り入れている学校があって、マウスやキーボードの操作を学びながら、3D空間の把握能力も育んでいます。日本で取り入れられるのはまだ先になりそうですが、ゲームであれば子どももやる気になりますし、ITも学べるので、いずれはゲームの授業を実現したいと思っています。
赤荻:そのアイデア、すごく面白そうですね。渋女でも取り入れたいです。