今週の星空観賞と天文について知っておくべきことを以下に述べる。
1月18日木曜日:上弦の月と木星が接近
この日、月の位相は上弦となり、月面の半分が輝いて見える。月は常にその半分を太陽に照らされており、一部の人が考えているような、永久に暗い側というものはない。私たちが地球から見ているものは、単に視点の問題にすぎない。夕方から深夜にかけて、西の空でその上弦の月と木星が接近する。木星は最も明るくなる「衝」から数カ月が過ぎているが、今も太陽に99%照らされて明るく輝いているため、双眼鏡や小型望遠鏡で観察するのにも最適だ。
1月20日土曜日:月とプレアデス
半月から満月へと向かう月が、プレアデス星団(すばる)に接近する。「七姉妹」、M45とも呼ばれるこの散開星団は、おうし座の中にある。2024年には、この両者の接近が頻繁に見られる。今週の星群:オリオンのベルト
今週、月を追いかけていると、象徴的な冬の星座であるオリオン座へと導かれる。日没の直後、南東の空に輝く姿は最も美しい。しかし、まだ昇っていく途中なので、有名な「オリオンのベルト」は水平ではなく傾いている。アルニタク、アルニラム、ミンタカからなるオリオンの三つ星はすべてが青色超巨星だ。オリオンのベルトは、オリオン座の一部であり、アステリズム(星群)と呼ばれている。今年の星空観賞計画:8月のペルセウス座流星群
今年最大、最高の流星群を見逃したくない人は、8月11,12日頃に休みを取って、郊外へ出かけることをお勧めする。国立公園でキャンプをするもよし、グランピングやキャンピングカーで行くのもよし。何時間も外にいて風邪を引くのが心配な人は、空を見上げられる露天風呂を探そう。これは私が試行錯誤の末に発見した、首の痛み、風邪、イライラなしに「流れ星」を見る方法だ。さあ、いい場所を見つけて人よりも早く予約しよう。8月までにはまだ時間がある。(forbes.com 原文)