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2024.01.11 10:15

表全体の列幅を一発で調整する:エクセル活用テク

エクセルで新規に表を作成したり、CSV形式のデータを読み込むと、列幅が狭くてセルの内容が溢れてすべて見えない状態に陥ることが多い。列幅を調整することで、内容をすべて表示させることができるが、その調整は表全体を一気にできる。

まず、基本的に列幅を調整する場合は、調整したセルを選択し、リボンの[セル]から[書式]を選択。[列の幅]を選択すれば、数値で幅を指定でき、[列の幅の自動調整]を選択すれば、セルの内容に合わせて自動的に列幅が調整される。





このとき、1つのセルではなく表全体を選択し、[列幅の自動調整]を実行すると、列ごとに内容がすべて表示されるよう、自動的に幅が調整され、一気に表が整う。


ただ、これだと[書式]メニューから選択しなければならず、少々手数が多い。そこで、複数の列を選択した上で、列の境界をダブルクリックすると[列幅の自動調整]と同様の動作をしてくれる。



もし、複数の列を選択した状態で、列の境界をドラッグすれば、すべてのセルが指定した幅になってくれる。等幅にしたいときに便利だ。

行に対しても、列と同様の操作は可能だが、自動調整はフォントのサイズに合わせたり、文字列を折り返す設定のときに有効だ。

※この記事は、Microsoft 365のアプリ版「Excel」(バージョン2310)で確認しています。

文=飯島範久

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