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2024.01.11

能登半島地震の便乗詐欺を防げ 詐欺対策アプリが期間限定で無償化

プレスリリースより

同じ人間として、なんとも情けないことだが、能登半島地震に便乗した詐欺が横行している。そこで、東アジア最大の26億件の電話番号データベースを有する詐欺対応アプリ「Whoscall」(フーズコール)は、有償プランを3カ月間限定で無償提供することを決めた。

Whoscallは、怪しい電話やメッセージを受け取ったとき、悪質なものかどうかを判断して通報やブロックをしてくれるサービス。有償プランの「プレミアム」は、知らない番号の識別、迷惑電話の自動着信拒否、新手の手口にも対応するデータ自動更新、フィッシングに対応するSMSアシストなどのセキュリティー機能が使える。通常は月額350円(年額払いは3000円)かかるものだ。

Whoscollは、台湾のGogolookが開発提供している製品だ。全世界で1億ダウンロードを記録し、台湾、韓国、タイ、フィリピン、マレーシアでは法執行機関と連携して詐欺対策に取り組むなどの実績がある。台湾の人々は「日本有事は台湾有事」と、1月5日からのわずか3日間で約4億円もの支援金を寄付してくれた。日本事業責任者のロー・ウェイチェン氏は、「日本のみなさまの安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈りし、災害に便乗した詐欺被害の防止に努めてまいります」と話している。

WhoscallはAndroid版とiOS版がある。1月31日までにダウンロードすると、プレミアムプランの3カ月間の無料トライアルが適用される。3カ月を過ぎると自動的に課金が始まるのでご注意を。しかし、こうしたセキュリティー
アプリは入れておいて損はない。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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