報告書では6つのドライバー像を挙げている。
安全なドライバー(41.2%)― 運転中に危険行為をしたとの自己申告がほとんどなかった。57%が女性だった。
スピード違反ドライバー(22.7%)― 高速道路で制限速度を時速24km超過し、住宅街では時速16km超過したと自己申告した。ただし、それ以外の危険行為はほとんど行っていなかった。
前方不注意・乱暴なドライバー(17.3%)― 前方不注意運転(運転中のメールなど)、スピード違反、赤信号無視や急な車線変更といった乱暴な運転をしたと自己申告した。
脇見運転ドライバー(15.0%)― 運転中にテキストメッセージを読んだり、メールを送ったりしたと自己申告した。
最も危険なドライバー(2.4%)― 運転中の危険行為すべてに関与したことを認めており、「自分自身と他の道路利用者に深刻な危険をもたらしている」。
飲酒・薬物使用運転ドライバー(1.3%)― 大半が大都市圏以外に居住。4年制大学の学位保有者における割合は非常に低かったが、カレッジ学位や準学士号保有者の割合は最も多かった。
AAA交通安全アドボカシー担当ディレクターのジェイク・ネルソンは「今回の調査によって、交通安全の向上に即効性のある取り締まりに集中する短期的かつ重要な機会が浮き彫りになった」と評価。「調査では、危険なドライバーの多くがスピード違反をしがちな実態が明らかになった。スピード違反ドライバーを重点的に取り締まれば、飲酒・薬物使用運転や赤信号無視など、その他の危険な運転行為の抑止になる。この対策は、交通安全の向上に最も大きな影響を与えるだろう」と語っている。
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(forbes.com 原文)