詳細はブルームバーグのマーク・ガーマンによるものだ。Power Onニュースレターに寄稿された彼の記事によれば、アップルは月末までに新しい「Macを中心とした製品群」のローンチを準備しているという。
2023年を通して、アップルにはホリデーシーズンに先立つ10月に、消費者向けのノートパソコンMacBook Airをアップデートすることが期待されていた。だが8月末に雰囲気が変わり、アップルの新しいmacOSノートパソコンは2024年に延期された。
この延期はすべて、次世代MacBook AirとMacBook Pro、特にアップルのM3チップセットを搭載したものに影響すると見られている。M3を搭載した新しいMacBook Airは来年、おそらく第2四半期後半に発売され、M3を搭載したMacBook Proはそれより少し早く発売される見込みだ。これらのノートパソコンとM3アーキテクチャのリリースは、2024年6月に開催されるアップルのWWDC(ワールドワイド・デベロッパー・カンファレンス)で行われることになるだろう。
となると、今年の終わりに登場するノートパソコンはどのようなものだろうか? ガーマンは、14インチと16インチのMacBook Proモデルのアップデートを挙げている。これらは現在、基本のM2チップセットの進化形であるM2 ProとM2 Maxチップセットを搭載している。注目すべきもう1つのM2の進化形は、Mac Studioに搭載されているM2 Ultraである。MacBook Proのラインナップの最上位にM2 Ultra MacBook Proモデルを追加することは、M3プラットフォームの発売を妨げず、来年発売されるM3へ影を落とさない魅力的なオプションだ。
Appleシリコンが搭載された第2世代のiMacも期待されている。こちらもM3チップセットを搭載する可能性は極めて低いが、現在販売されているのがM1搭載iMacのみなので、M2プラットフォームへの移行は、アップルが2024年の計画を前倒しすることなく、M2製品サイクルの終わりに新ハードウェアを提供することを可能にする。
10月に期待されていたMacBookではないかもしれないが、アップルの発表前の沈黙は確固たるものだ。10月にはこのMacBookが提供されることになるだろう。
(forbes.com 原文)