DeepL(ディープエル)
ドイツに本拠を置く「ディープエル」は2017年に設立され、世界最大規模のテクノロジー企業が事業を展開する市場に参入している。同社の人工知能(AI)を活用した翻訳サービスは、大手テック企業が提供するサービスを凌駕している。同社によると、AIを活用することで細かなニュアンスを読み取り、競合他社に比べてはるかに正確な翻訳ができるという。同社の有料ユーザー数は50万人を超える。Synthesia(シンセシア)
ロンドンに本拠を置く「シンセシア」は、AIの活用によって動画コンテンツ制作に変革をもたらそうとしている。同社のプラットフォームを使うと、人間と見間違えるようなAIアバターがユーザーの用意した文章を読み上げる。生成AIの普及に伴ってAIを活用したコンテンツ制作は急速に成長しており、同社の将来性には大いに期待できるだろう。EcoVadis(エコバディス)
パリに本拠を置く「エコバディス」は、世界中の企業の社会的責任(CSR)と環境課題への取組みを評価している。同社は、データベースの提供を通じて顧客企業が持続可能なグローバルサプライチェーンを構築することを支援している。エコバディスのデータは、全世界で50万社をカバーしており、常に更新されている。企業がサプライヤーと契約する際、同社のデータを活用することで、ESG(環境・社会・ガバナンス)に関するパフォーマンスを確認することができる。ESG規制が急増する中、同社のデータベースは、企業による報告や情報開示にも役立っている。(forbes.com 原文)