飲食産業を活性化させるアプリ開発やコンサルティングを行う彩いろり(いろどりいろり)は、飲んだ酒の記録と評価ができるアプリ「飲みログ」をリリースした。最大の特長は、前に飲んだ酒よりこっちのほうが酸味があるな、とか、こっちのほうが好きかな、といった視覚的な相対評価で酒の味覚マップが作れるところだ。
使い方は簡単。まず「飲んだ」酒を記録したいときは、酒のボトルを撮影する。その酒の種類を指定して登録すると、ラベルが自動的にアイコン化され、総合評価マップに現れる。縦軸が「美味しさ」、横軸が「個性」のグラフになっているので、アイコンをドラッグして位置を決める。次に「味覚マップ」で、「コク」、「スッキリ」、「辛口」、「甘口」の相対位置をアイコンをドラッグして決める。さらに、「香り」、「複雑度」、「熟成度」などやや専門的な評価も記録できるが、そこまでやらなくても構わない。
対応する酒の種類は、日本酒、ビール、ワイン、ウィスキー、ブランデー。それぞれの酒の詳しい情報は、裏ラベルを撮影すると記録できる。それがなくても、銘柄からだいたいの情報を自動的に表示してくれる。
どこで飲んだか、いつ飲んだかがマップやカレンダーにも自動的に記録されるので、あとで思い出しやすい。「サマリ」には、これまで記録した酒の味の分布が一目でわかるマップも示される。ほかにもランキング機能などもある。今後は、自分の評価をあとで確認できるテイスティング機能など、いろいろな機能が追加されるとのことで、まさに、大好きな酒を何倍も楽しくしてくれるアプリだ。iOS版とAndroid版が無料公開されている。
プレスリリース