ヘルスケア

2023.08.22 12:30

コロナワクチン、乳幼児の重症化防止に効果 米CDC報告

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ワクチン未接種の乳幼児の陽性率は、モデルナ製の調査では5.5%、ファイザー製の調査では5.9%だった。部分接種(どちらかのワクチンを1回接種)のみの乳幼児では、陽性率はわずかな低下にとどまった。だが、いずれかのワクチンの接種を推奨回数終えた乳幼児では、陽性率は3%未満に減少。中でも、受診の14~59日前にファイザー製ワクチンの3回目接種を終えていた乳幼児では、陽性率はわずか1.1%だった。
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また、1価ワクチンの接種を推奨回数終えた後、2価ワクチンのブースター接種を受けた乳幼児は、陽性率が極めて低かった。ただし、このカテゴリーに属する乳幼児の数は少なかった。

追加のデータからは、乳幼児も成人と同様、ワクチンによる免疫が時間の経過とともに低下することが示唆された。受診2カ月以上前にワクチンを接種した乳幼児では、予防効果が低下していた。

なお、モデルナ製とファイザー製の接種を1回ずつ受けた乳幼児は分析対象とされず、一貫して同じワクチンを接種された乳幼児のみが対象とされた。
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この報告書は、現在提供されているmRNAワクチンが、乳幼児の新型コロナウイルス感染症の重症化抑制に効果があるという強い証拠を提供するものだ。また、ワクチンを推奨回数接種することの価値も示している。しかしCDCのデータによると、米国での乳幼児のワクチン接種率は全国的に非常に低い。

コロナ感染はまだ続いており、ワクチンはそれから身を守る最良の手段であることに変わりはない。これらのワクチンは、使用されて初めて役に立つものだ。

forbes.com 原文

翻訳・編集=遠藤宗生

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