スポーツ

2023.06.24 11:30

NBAドラフト、ウェンバンヤマら上位3選手に注目 スター誕生の予感

強力なライバル選手になりそうなビクター・ウェンバンヤマ(左)とスクート・ヘンダーソン(Getty Images)

勝利への執念 スクート・ヘンダーソン

闘志剥き出しのプレーで魅了するスクート・ヘンダーソン(Getty Images)

闘志剥き出しのプレーで魅了するスクート・ヘンダーソン(Getty Images)


そしてラストの3位指名がスクート・ヘンダーソンだと言われています。身長188cm体重89kgの19歳。ポジションはガードです。NBAの下部組織Gリーグのイグナイトに所属しています。イグナイトとは大学には行かず、NBA入りを目標とする選手たちを育成するチームです。
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今シーズンは19試合に出場して16.5得点6.8アシスト5.3リバウンドを記録しています。ドライブから相手ディフェンダーを引きつけてからの味方へのパスや、身体の強さを活かしたドライブからのシュートもうまい選手です。そして何より華のある選手なので新しいNBAスターを獲得したいチームからすると、魅力的なポイントではないでしょうか?

アシストも得意な選手なのでロケッツに来てほしかったな......と、記事を書きながら悲しい気持ちになっています。ドラフト1位指名と言われているウェンバンヤマとの直接対決もあったのですが、その際、スクートは闘志むき出しで、NBA選手として必須の負けん気も持っている選手だと感じさせてくれました!

「俺は唯一無二だ。ウェンバンヤマより勝利への執念と、リーダーとしての素質が優れている」と自分で言うくらいですから、今後、NBAファンを虜にさせてくれるのではないでしょうか?
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そんな彼の課題になりそうなのはスリーポイントです。1試合平均:3Pt 27.5%と低い数字となっているのでこのあたりはNBA入りしてから改善が必要ですね。負けん気の強いスクートなのできっとここは問題なく改善してくれると感じています。




以上がドラフト上位3選手の紹介でした。

スクートは、2位指名された場合は、ラメロ・ボールとバックコートコンビを組んでプレー。3位指名の場合は、デイミアン・リラードと共にプレーすることになりますが、結果はどうなっているのか。この記事が公開された頃には分かっていますが、今の僕はドキドキしながら記事を書いています。

しかし、2位指名権も3位指名権もトレードする噂がたくさん出ています。ブレイザーズはトレード相手をNBAドラフト当日まで探すでしょうし、ホーネッツへのトレードオファーも他チームから、当日までたくさん連絡があるはずです。はたして彼らは貴重なルーキーシーズンをどのチームで過ごすことになるのでしょうか。

当日まで誰がどこにいくかわからないというハラハラ感もNBAドラフトならではの楽しめるポイントですので、僕たちと一緒にその点も楽しんでいただければと思います。

この3人の中から来シーズンの新人王が現れるのでしょうか。はたまたドラフト下位指名選手が新人王をかっさらってしまうのでしょうか。今からワクワクが止まりませんね。

当日のドラフト結果については、その日に僕たちのYouTubeでまとめていますので、よかったらチェックしてみてください。

連載:まっつん&しゃっくの素人NBA入門塾

文=しゃっく

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