リタイア後に住む場所はどう選ぶ?
・近くに家族や友人がいる?新たに誰かと出会う機会を提供してくれるような場所、ただあなたを笑顔にしてくれる人に出会えるような場所が、その地域にはあるだろうか?
・近所で必要な医療を受けられる?
近くに救急病院や診療所があっても、それがあなたや家族が必要とする治療を提供している医療機関とは限らない。家族の健康状態を把握し、近くにいる専門医を探しておこう。
・遊びや体験の場所、誰かといっしょに何か始められる場所はある?
博物館や劇場、スタジアムなどに毎日行くわけではないだろう。ただ、気晴らしができる場所の選択肢があるのは、いいことだ。
・働いたり、ボランティア活動に参加したりできる?
フルタイムやパートタイム、あるいは希望するときだけなど、都合に合わせて働いたり、ボランティア活動に参加したりできる場所はあるだろうか。
・必要な、または行きたい場所に行く手段はある?
いまは自動車や徒歩、自転車で移動ができても、将来的にはどうだろうか。食料品の買い物、病院、その他の用事で外出するとき、夏の暑い夜に突然アイスクリームを買いたくなって出かけるときに、利用できる交通手段はあるだろうか。
上記以外にも、検討すべきことは幾つもある。米国には、高齢者団体AARPがリタイア後の生活について計画し、話し合い、選択するための情報提供を目的として作成したすばらしいツール「Livability Index」がある。利用するためにまず必要なのは、調べたい地域の「郵便番号」を入力することだ。
(forbes.com 原文)