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2022.12.20 17:30

【12月第3週資金調達まとめ】クリーンエナジーコネクト、グリーンプロジェクトボンド通じ87.6億円調達

国内の成長産業及びスタートアップに関する幅広い情報を集約・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、資金調達のサマリーを発表している。この記事では、12月3週目の“注目のトピック”として選ばれた5件の資金調達について紹介する。

クリーンエナジーコネクト


調達額:87億6000万円
備考:グリーンプロジェクトボンドを通じた資金調達 / 生命保険会社等の機関投資家が参画 / 本調達のプロジェクト運営会社はCN太陽光、アレンジャーはゴールドマン・サックス証券、受託者はジェイバリュー信託

再生可能エネルギーの導入・ 調達コンサルティングなどの法人向けグリーン電力・ソリューション事業を行うスタートアップ。

同社は顧客が抱える再生可能エネルギーのさまざまな課題に向き合い、再生エネルギーのプロフェッショナルとしてその導入からコストを抑えた運用法にいたるまで、顧客の立場に寄り添った最適なソリューションのアドバイス、またはアレンジを提供している。

再生可能エネルギーの導入・調達の選択肢や顧客の方針等を踏まえて最適な手法の組み合わせを提案するコンサルティングや、新規非FIT再エネ発電所を顧客の自家消費用発電所に仕立て、電力会社の送配電線を介した自家消費スキームをアレンジするサービスも提供している。

2022年12月には、Non-FIT低圧太陽光発電所のグリーンプロジェクトボンド信託を通じて87億6000万円の資金調達を実施した。

調達した資金は国内累計70MW-DCの低圧太陽光発電所の開発に充当される見込みだ。

オプティマインド


調達額:20億円
調達先:KDDI / Logistics Innovation Fund投資事業有限責任組合 / MTG Ventures / 未来創生3号投資事業有限責任組合
備考:シリーズBラウンド

ラストワンマイル向けのAI最適配車クラウドサービス「Loogia」を提供するスタートアップ。

「Loogia」は配送業務の効率化を目指す、SaaSモデルによるAI最適配車サービス。

ラストワンマイル向けの配車・配送計画システムを構築しており、世界トップレベルの最適化エンジンを複数所持していること、独自の道路ネットワーク地図データを整備していること、メンバー全員に開発実績があることを強みとしている。

その他、計算エンジンのAPI連携、コンサルティング、R&D事業も手がける。

2022年12月12日に既存投資家のKDDI、MTG Venturesに加え、未来創生3号ファンド、Logistics Innovation Fundを新規引受先とする第三者割当増資を行い、20億円の資金調達を発表した。

今回の調達により累計調達額は31億円となり、グローバル人材を含めた採用を進め、顧客とのリレーション構築や現場オペレーションに向き合った「Loogia」の機能拡張に投資して参ります。
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文=STARTUP DB

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