マッチングアプリはクリスマスのデートには使われない

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婚活マッチングアプリ「Dine」(ダイン)によれば、マッチングアプリで知り合った相手と初デートする人は、クリスマスにはぐっと減るそうな。また婚活中の人たちは、クリスマスを1人で過ごすことがもっとも多いという別の調査結果も。じつは婚活中の人たちにとってクリスマスには、特別な意味があったのです。

「Dine」を運営するMrk & Coは、「Dine」利用者1300人を対象に「クリスマスイブデート」に関する調査を行いました。今年は、イブが土曜日にあたる6年ぶりの「休日クリスマス」ということですが、調査では、クリスマスにマッチング相手と初デートを予定している人の数は、普段の土日の半数以下という結果に。


そもそも、クリスマスイブにマッチングアプリで初めて知り合った人とデートをした経験のある人は、男性が7パーセント、女性が5パーセントと非常に少数でした。昨年のクリスマスは誰と過ごしたかという問には、1人で過ごした、または仕事をしていたという人が男性は47パーセント、女性は28パーセントと最多。「当時の恋人」という回答を上回りました。そこに問題を解く鍵がありそうです。

クリスマスデートについて、もうひとつの調査結果があります。結婚相談所イノセントが婚活中の400人の男女を対象に行った調査では、クリスマスには本命とデートしたいという人が、とくに女性で圧倒的多数だったことがわかりました。


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本命以外の相手をクリスマスデートに誘う場合、イブと当日とどちらに誘うかとの問に対して、男性は、イブが33.8パーセント、当日が22パーセントと無邪気に答えていますが、女性は80パーセントがどちらも誘わないと答えています。もっとも男性も、44.2パーセントが誘わない派です。基本的にクリスマスは、男女ともに本命とデートしたい本気の日だったのです。

ちなみに、イブと当日とどちらでデートするかという問には、男女ともイブが圧倒的多数でした。もしクリスマスイブにデートに誘われたら、8割方、本命視されていると思っていいでしょう。「寂しいから誰でもいい」なんて軽薄な料簡で誘っても、とくに男性の撃沈率は8割なので、ご注意を。

文 = 金井哲夫

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