心身をリラックスさせ睡眠を改善する方法

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4. 考えを書き出す


毎晩5分から10分ほどの時間を使い、自分の心にあることや、それにどのように対処をしているかについて書き出す。「その日のうちに対処した考えについてはチェックマークをつける。これにより安心感が生まれ、落ち着くことができる」(サルター)
 
また、次の日に終わらせたいタスクをまとめたリストを作るのもよい。こうしたリストを5分かけて作ることで、寝付くまでの時間が大幅に短縮することを示す研究結果もある。
 

5. 寝室で電子機器は使わない


サルターは「寝室に何らかのスクリーンがあると、注意散漫の大きな要因になる」と指摘している。サルターによると、携帯電話やタブレット端末などのスクリーンから放たれるブルーライトは、睡眠ホルモン「メラトニン」の生成を阻害してしまう。
 

6. ホットミルクを飲む


牛乳には「トリプトファン」と呼ばれるアミノ酸が含まれている。トリプトファンは、メラトニンの原料で「幸せホルモン」とも呼ばれる「セロトニン」をつくる上で欠かせない物質だ。またサルターによると、牛乳に多く含まれるカルシウムとマグネシウムは、熟睡の継続を助ける効果があるという。
 

7. 幸せな場所を想像する


南国のビーチや、実家の暖炉のそばなど、自分が最もリラックスできる場所を思い浮かべよう。サルターは「そうした安らぐ場面にいる自分を想像し、周囲にあるものすべてを見て、感じる」ことを提案している。幸せな場所に心を集中させることで、リラックスして眠りにつきやすくなるのだという。
 
ここに挙げたことを全て試しても睡眠の問題がある場合は、医師に相談することも検討しよう。

forbes.com 原文

編集=遠藤宗生

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