キャリア・教育

2022.08.21 09:00

一目置かれる職務経歴書にするための5つのポイント


3. 顧客満足度


顧客はどの企業にとっても非常に重要なので、顧客満足度を示すことで雇用される可能性が即座に高まるかもしれない。顧客サービスに関し何が達成事項に当たるかは、経験や働く業界により違うだろう。こうした基準には顧客満足度調査の結果や、対応した顧客からの問い合わせ数など事実に基づくものが含まれているかもしれない。

チームの顧客満足度の記録が97%であることや、どのようにして受信から3時間以内に顧客からの問い合わせの80%を解消したのかについて触れることができる。

4. 商品・サービスの向上


企業は、競争が激しい現在の市場で勝ち続けたいのであれば常に革新を起こし、提供する商品やサービスを新しくしなければならない。データや顧客に関する情報を活用し、新たな商品やサービスを開発できる人材の需要が非常に高い理由はここにある。

商品やサービスの更新は創造性や革新を示すものでもあるため、可能な場合は必ずこうしたスキルを、基準を用いて示すことが重要だ。これは、あなたが導入に貢献した新商品や成功を収めたマーケティング活動の数、あるいは主力製品のユーザー体験を改善させた方法を紹介することかもしれない。

この例としては「2年で5つの新商品を発売」や「顧客フィードバックを活用し、直近の四半期にはユーザー体験の基準を25%向上させた」などがあるかもしれない。

5. 同僚の満足度


会社の社員が親切で協力的な場合、生産性と顧客満足度が向上する場合が多い。他者(特に同僚)を支援するには特定のスキルセットが必要で、それには他の分野にも応用できるような極めて重要な対人関係のスキルが含まれていることが多い。

同僚のメンターとなってその前進を支援でき、プロジェクトにうまく協力して取り組んだり、職場でも遠隔勤務でも同僚の健康や幸せを支援したりする人材を雇用主が探している理由もここにある。

少し既存の枠組みを離れて考える必要があるかもしれないが、同僚の満足に関する成果も定量化が可能だ。例えば同僚や直属の部下を何人トレーニング、あるいはメンタリングしたかを説明し、可能であれば具体的な数字を挙げること。

あるいは「営業チームに価値のあるマーケティング資料を提供して支援し、ソーシャルセリングを23%増やした」など、より詳細な数字を使って協働のスキルをアピールすることもできる。

職務経歴書にどの基準を記載するかについては慎重に考える必要があるが、可能な場合は必ず達成事項を定量化すること。そうすれば、あなたがどのように実質的な価値を加えられるかが採用担当者にはるかに楽に見えるようになる。

上記のように、これには多くの方法がある。あなたの職務経歴書が他の経歴書から抜き出たものにするため、まずはここに挙げた5つの重要な基準に注目すること。

翻訳・編集=出田静

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