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2022.08.12 08:00

幸せは追いかけるべきものなのか? 心理学者が分析

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しかしあなたは「でも私は内向的なのです。人と交流したりいっしょに行動するのが苦手です」というかもしれない。そんな人に対してセラピストは「言い訳無用」というだろう。なぜなら、誰もがちょっとした1人の時間や平穏を好むが、それはあくまでも「ちょっと」した時間だからだ。
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多くの研究が、仲間との交流は気分を高める確実な方法であることを示している。大きな社会不安を抱えている人や、より内向的な人にとってさえも有効だという。

セラピストらが説く2つ目のテクニックは、マインドフルネスのエクササイズ(今起きていることに心を集中する過程)、たとえば瞑想、呼吸法など、自分自身を思考や感情から切り離すエクササイズに集中することだ。これは、体の中で感じる身体的不快感にいちいち反応しなくなるのに役立つ。マインドフルネスのテクニックを習得すれば、波が砂浜にぶつかっては消えるように、あなたは自分の感情が行ったり来たりするのを観察できるようになるだろう。

そしてこれは重要である。なぜなら、自分の感情についてどれだけ悪く感じるかの程度は重要だからだ。たった今感じていることをおもしろくないと感じることは、幸せのゴールに害をおよぼしもっと幸せに感じることがなくなる。これは悪循環だ。
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これは、奇妙でややこしく感じるかもしれないが、実はよくある(かつ自己破滅的な)思考パターンである。それはまるで、自分を批判しているかのようなものだ。自分に向けた批判が、現状を変えたり改善したりするのに必要なエネルギーへと魔法のように変わることなどない。必要なのは自己理解であって自己嫌悪ではない。

だから覚えておいてほしい。不幸せだと感じたときは、問題から逃れようと「考える」のではなく、あなたに喜びをもたらすような行動を無理してでも実行し、あなたの考えと感情を切り離すマインドフルネスのエクササイズを生活に組み込むことをお勧めする。

翻訳=高橋信夫

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