同ランキングは、自力で財をなした「セルフメイド」女性100人を保有資産額で順位付けするもの。今年はエンターテインメントや医療、テクノロジー、化粧品、ファッションなど多岐にわたる業界で活躍する女性たちが番付入りし、100人の資産額総計は1110億ドル（約15兆円）となった。
フォーブスのケリー・ドーラン副編集長（富裕層担当）は同ランキングについて、「絶えない障害にも負けずビジネスで成功してきた女性をたたえるもの」と説明。「毎年、新たな起業家たちが番付入りし、自分の会社を作り上げた物語でわれわれにインスピレーションを与えてくれる」と述べている。
今年の1位には、5年連続で建築資材卸売会社ABCサプライのダイアン・ヘンドリックスが輝いた。ヘンドリックスの保有資産額は昨年、米国のセルフメイド女性で初めて100億ドルを突破。今年は122億ドル（約1兆6500億円）となった。
今年のランキングで初登場を果たしたのは7人で、女優のサンドラ・ブロック（96位）、テレビ番組「マネーの虎」の米国版「シャーク・タンク」でたびたび審査員を務めてきたエマ・グリード（77位）、IT企業PCコネクション共同創業者のパトリシア・ギャラップ（77位）、衣料品ブランドのアビエーター・ネーション創業者のペイジ・マイコスキー（80位）が含まれる。
10億ドル（約1100億円）以上の資産を有する「ビリオネア」は、シェイプウェア（補正下着）ブランド、スパンクスの創業者サラ・ブレイクリーや、宇宙関連企業シエラネバダの共同創業者エレン・オズメンら24人に上った。
ランキングはフォーブスウェブの英語版サイトで公開されている。
