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トヨタがバッテリーEV戦略発表 豊田章男社長みずからが宣言


トヨタ自動車は、2021年12月14日に、バッテリーEV戦略に関する説明会を開催。豊田章男社長による「私たちは2030年にバッテリーEVのグローバル販売台数で年間350万台を目指します」という発言がジャーナリズムをにぎわせた。トヨタ自動車は、BEVの開発に4兆円、電池の開発にも2兆円を投資するとした。

2022年には早くも、SUBARUとの共同開発であるバッテリー駆動の電気自動車「bZ4X」の発売が予定されており、記者発表会の場には、トヨタとレクサス合わせて16台ものEVプロトタイプが並べられ、どれも近い将来の可能性の高さを感じさせたのも印象的だった。

ただし、完全にピュアEVに移行するかどうか。豊田社長は留保をつけた。理由は、多様な状況には、多様な選択肢が必要と考えているから。水素を燃料とするエンジン車など、さまざまな電動車を研究中という。

photographs by Tsukuru Asada(MILD) text by Fumio Ogawa

この記事は 「Forbes JAPAN No.091 2022年月3号(2022/1/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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