ビジネス

2022.02.04 17:30

ベゾス元妻スコット、教育支援に154億円を寄付 巨額寄付を継続

マッケンジー・スコット(Dia Dipasupil/Getty Images)


スコットはすでに、780以上の団体に少なくとも86億1000万ドルを寄付している。寄付先は主に、人種間やジェンダーの平等、公衆衛生に関する問題に取り組む団体だ。
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離婚に伴い、ベゾスが保有していたアマゾン株のうち25%を譲り受けたスコットはその直後、保有する資産の過半を寄付することを誓う「ギビング・プレッジ」に署名した。

このプレッジは、ビル&メリンダ・ゲイツ財団の創設者であるビル・ゲイツとメリンダ・フレンチ・ゲイツ、著名投資家のウォーレン・バフェットが始めたもの。3人のほか、テスラのイーロン・マスクCEO、メタ(旧フェイスブック)のマーク・ザッカーバーグCEOなど数多くの富豪が署名している。

離婚後、メディアのインタビューに応じていないスコットは昨年12月、ブログサービスのミディアム(Medium)の投稿で、メディアがスコットではなく寄付を受け取った各団体に注目を向けるようにするため、「今後は寄付に関する詳細を公開しない」と表明した。
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「寄付を受け取った側の団体が望むのであれば、自ら公表することにしてほしい」と述べていたが、その後、自身が寄付を行ったこと自体は報告するとして、文章の一部を修正している。

これ以降、若者を対象としたリーダー育成プログラムを運営するパブリック・アライズ(Public Allies)が、1000万ドルの寄付を受けたことを公表している。

編集=木内涼子

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